10月中旬紅葉にはまだ少し早い時期でしたが、青森十和田湖の湖畔にあるキャンプ場の「宇樽部キャンプ場」と蔦沼散策に行ってきました。
本当はもう少し遅く、紅葉の時期に行ければいいのですが、寒くなってきたし、それに紅葉のピーク時期に行くと混むし、奥入瀬渓流横の道路の自家用車の通行規制があったり、蔦沼の駐車場が有料になったりと、なにかと面倒なので、少し早めに行ってきました。
宇樽部キャンプ場入口です。
キャンプや車中泊をされる方には有名なキャンプ場らしいので、YouTubeを探せばいっぱい情報が得られます。
ここのキャンプ場の特徴は何と言って十和田湖畔でキャンプが出来るということでしょう。ただ湖畔サイトはそんなに広くはないので、湖畔サイトを確保するには、早めに行かないとダメとのこと。
私が行ったのは平日ですが、平日でもオープン時間前に到着している人もいるとのことなので、頑張って早く行きましたよー。
11時オープンなので、10時頃に着ければと頑張ったら9時45分に到着してしまいました。私が到着した時には1台だけオープンを待つ車が停まっていました。よかったーと思いながらその後ろに車を停めました。キャンプ場入口の道路も一般道ですが、メインの道路からはずれた道路なので、交通量も少なく、端に寄せれば迷惑という感じでもなさそうでした。ただ、熊が出そうだったけど…。
オープンの時間まであと1時間ちょっと、あとどれぐらいの車が来るのだろうかと、キョロキョロしてましたが、オープン時間まで私の車と先に来た車のみ…。なんだ、こんなに急いでこなくてもよかったんじゃーんとちょっと拍子抜け。
オープン時間10分前になったら、キャンプ場の方がやってきていろいろ説明してくれました。とにかく、場所を決めてから、受付に来て手続きしてもいいよとのことでした。
入口から入って間もなく左手に管理棟が見えてきます。とりあえずそこは通り過ぎて事前に調べてきた湖畔のフリーサイトをめざします。
ネットでキャンプ場のマップも確認してきてましたが、マップにある道がわかりにくい。ここのキャンプ場、出来るだけ自然の地形を残した野性味あふれる(私目線の感想)キャンプ場なので、もちろん舗装された道などなく、湖畔の方に行くと、ホントにどこを通っていいか私には難しい。湖畔サイトには連泊されている方も2,3人いたので邪魔にならないように、道っぽいところを行きます。湖畔サイトの終点、サウナがある辺りまで、頑張っていきましたが、どこに停めていいかわからず…。少し空間がある場所で車をヒイヒイ言いながら転回させて来た道を戻りました。湖畔サイトと共有エリアの境目あたりに比較的広い空間があったので、かなり傾斜があるのですが、頑張って傾斜最小限の場所をさがし、本日の車中泊場所を決定しました。
お察し通り、この時点でかなり疲労困憊しておりました。あー、怖かった。
なかなか良い場所を確保できたと自分は思っています。幸い私の後に車がいなかったので、余裕をもって場所を決められたのが、よかったのかもしれません。キャンプされる方々はここより奥の方のサウナ寄りの方いテントを張っている方が多かったですね。狭そうだけど、自分のプライベートな空間を作りやすいからかな。傾斜の問題もあるでしょうし。私のような素人は共有エリアそばのこの辺りは広くて車を停めやすいかも。
管理棟近くにはコインシャワーとコインランドリーがありました。
男女がしっかり分かれているので、比較的安心かもです。
木々に囲まれたキャンプ場です。
でもですね、こういうキャンプ場に車中泊だけに来るってどうなんでしょうね。
キャンプをされる方はテントやタープを張ったりして、結構忙しそう。
11時にキャンプ場に入って、場所を決めて、それからキャンプ場の中を一通り回ってみて、それでも大量に余る時間…。
一応椅子なんかも持ってきてて、湖畔に椅子を置いて湖を眺めながら、ぼーっとしたりしたんですが、10分ももたない…。
キャンプ飯もやってみようってことで、外で鍋を作って食べたりしてみたんですけど、それも1時間ぐらいで終了…。
日頃からせっかちに動き回っている自分は優雅に自然を愛でながらぼーっとすることが出来ないんですねー。
仕方ないので、キャンプ場を出て、ぶらぶら歩いたりしたんですが、熊が出そうで怖い。キャンプ場に戻ってテントを張っている方々を横目に見ながら、気分はアウェイでした。せめてタープでも張りたいもんです。
そんな感じで日は暮れて、シャワーを浴びて戻って来たらこんな光景が…。
十和田湖からのぼる月
これがまあ綺麗。
何人かのキャンパーさんも月を見つめていました。
この日はスーパームーンの日だったのでした。
車の中からも見えるスーパームーン。きれいすぎる。
ずっとアウェイな気持ちでしたが、この月を見たら一気に気持ちが上がってきました。